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「40代の転職活動のメリットデメリット」

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■この記事を書いた人 40代前半、女性

目次

初めに

「40代の転職活動」と聞いてどんなイメージがありますか?「20代よりも求人数が少ない。」「年齢的に転職が難しそう。」と思った方もいるでしょう。

しかし、「40代は転職出来る年代だから大丈夫。」と思った方もいるでしょう。

私は四年制大学卒業後、新卒入社で生命保険会社の営業職に就きました。入社して約4ヶ月で退職、その後結婚するまで何度か転職離職を経験してきました。私は20代で転職離職を経験してきましたが、私の家族や友達で、40代で転職を経験している方はいます。40代とは言わずに、「どの年代でも転職活動は難しい」と感じます。

私の兄は今40代前半ですが、今から20年以上前、大学四年生、当時は不景気で年齢性別問わずに求人数が少ない時でした。なので「新卒」での就職活動を諦めて大学院に進学しようと考えていました。

この様に、「新卒での就職が難しければ卒業大学院や専門学校へ進学する。」という考え方を持った学生は多くいたでしょう。しかし、実家の父と母と話し合い、大学卒業後1年間フリーターとして生活しました。そして1年後には兄は実家に戻って転職活動(兄は大学生の時はひとり暮らしを経験)、そして先ずは地元の企業に正社員の営業職に就きました。

その後私と同じく離職転職を経験して(私以上に転職回数が多い)きましたが、40歳で未婚でした。そして、「安定した仕事に就いて結婚したい、お嫁さんを迎え入れたい。」と思ったので結婚して安定した仕事に就きたい、やり甲斐のある仕事に就きたい、と思いました。40歳になって福祉関連の正社員に就き、充実した毎日を送っています。

では、40代の転職活動はどういう状況でしょうか。そこで、「40代の転職活動メリットデメリット」について紹介していきます。

【オススメ転職サイト】

では、「オススメ転職サイト」の紹介をします。

【ハローワーク関連】

では、「ハローワーク関連」について紹介します。

【40代が就きやすい仕事】

ここで、「40代が転職しやすい仕事」について紹介します。40代の転職は、「20代・30代よりも応募出来る職種・業種が限られている」ことです。

セカンドゴング 40代の転職 https://2ndgong.jp/

建築業

「建築士」「建築技術者」「土木技術者」「測量技術者」などです。

介護業

「介護職」「ホームヘルパー」「ケアマネージャー」などです。

物流・運送業界

「バス運転手」「タクシー運転手」「トラック運転手」「宅配ドライバー」などです。

製造業

「製造オペレーター」「整備工」「加工職人」「印刷作業員」などです。

接客業

「飲食店ホールスタッフ」「飲食店キッチンスタッフ」「ホテルスタッフ」「インストラクター」などです。

営業職

「生命保険業」「金融業」「高級商材販売」「サービス業」「食品販売」「日用品販売」などです。

IT業界

「システム開発」「ソフトウェア開発」「システムエンジニア」などです。

販売職

「コンビニ店員」「小売販売員」「スーパーマーケットレジ係」「ガソリンスタンド店員」などです。

【40代の転職のメリット】

では、「40代の転職のメリット」を紹介します。

経験やキャリアを活かすことが出来る

「経験やキャリアを活かすことが出来る」ことです。40代は社会人経験が長く、そのキャリア活かした転職活動が出来ます。

少子高齢化対策の補充要員

「少子高齢化対策の補充要員」現在は平均出生率が低いです。企業が募集をしても若い年齢の方(30代以下)が応募されないので採用出来ません。そこで、「40代の応募者」採用候補になります。40代は定年迄働くことが出来る、定年を迎えても会社に「嘱託社員」や「パート」「アルバイト」として引き続き雇用されることがあります。

成果が期待出来る

40代は「成果が期待出来る」ことです。40代は今までの社会経験で「結果が全て」ということを実感しているからです。

長く勤務しようとしてくれる

「40代=転職出来ない」という心理状況が働く為か、転職活動中に内定を頂くと、「次は退職しないで長く勤務しよう」という気持ちになります。

新しい人間関係を築くことが出来る

転職先では「新しい人間関係を築くことが出来る」ことです。40代の転職は20代30代で転職する時とは気分が違う、新しい人間関係も楽しみです。

環境が変わる

転職するということは「環境が変わる」ということです。心も身体もリセット、新たな気持ちで仕事を始めることが出来ますよ。

視野が広がる

転職するということは「視野が広がる」ということです。様々な考え方を持った職場の方達に出会えるのは刺激的、新鮮な気持ちになります。

年収や待遇が上がる可能性がある

転職先に期待することのひとつ、「年収や待遇が上がる可能性がある」ことです。これを励みに転職先でお仕事を頑張ることが出来ます。

職種業種問わずに応募出来る

40代で転職活動をしていると、「40代=求人数が少ない」と思っているので、「募集しているところは職種業種問わずに応募していこう」という気持ちになっていきます。

人事評価をリセット出来る

転職することで「人事評価をリセット出来る」ことです。「人事評価」は昇給賞与に関わってくるので大切、転職は人事評価UPの良い機会です。

【40代の転職のデメリット】

では、「40代の転職のデメリット」を紹介します。

正社員の求人が少ない

40代は20代30代よりも「正社員の求人が少ない」ことです。「今後育てるならなるべく若い方を採用したい」と企業側の考えだからです。

希望する職種業種に応募出来ない

「今までのキャリアを活かしたお仕事に就きたい」と思っていても40代は求人数が少ないので、「希望する職種業種に応募出来ない」ことです。

年収が下がる

転職すると前職よりも「年収が下がる」ことです。40代の場合、「年収が前職よりも半額以下(1,000万円→350万円など)」になります。

年下の上司がいる

転職先には「年下の上司」がいます。「20代前半の上司が40代後半の部下を指導する」この現状を受け入れることです。

新しい環境に慣れるのに時間がかかる

転職先では「新たな環境に慣れるのに時間がかかる」ことです。柔軟な考えと大らかな気持ちで新しい職場環境に慣れていきましょう。

新たな人間関係を築くのが疲れる

転職先では「新たな人間関係を築くのが疲れる」ことです。40代の転職は同年代や年上の方よりも、30代以下の方が多いこともあります。

即戦力を求められる

40代の転職は「即戦力を求められる」ことです。20代30代の様に、「未経験ですが頑張ります」では通用しないのが辛いです。

次の就職先が見つかりにくい

40代の転職は「次の就職先が見つかりにくい」ことです。1年以上転職活動してやっと採用されて離職となると、次の転職活動は厳しいです。

リストラ候補に上がりやすい

40代は「リストラ候補に上がりやすい」ことです。40代はリストラの話しが出て来る頃、「転職してひと安心」と安心してはいけません。

体力的にキツイ

40代は仕事をしていると「体力的にキツイ」ことです。同じ様な仕事でも20代30代とは違う、身体中が痛くなってきます。

まとめ

「40代の転職活動のメリットデメリット」についていかがでしたか?「40代で転職出来るか不安。」と思っていた方、少しは不安が和らげたでしょうか。私自身は20代で転職離職を何度も経験してきましたが、離職する度に実父母や定職に就いている友達に、「転職回数が多いから再就職先が決まるのは難しいね。」「正社員を諦めてフリーターとして働けばいいでしょ。」と言われました。

話しはずれますが、私は女性なので、「離職を機会に婚活して結婚した方がいいよ。」と言われました(女性は「離職=結婚」をセットにされた方はいるでしょう)。私は20代の時に総務部に配属された時、人事関連の仕事に携わった経験があります。ある時、会社のホームページの求人案内を見て電話をかけてきた男性は、涙声で、「作業員の募集年齢が30代まで、私は1週間後に40歳になりますが応募資格はありますか?」と聞いてきました。

結果的に応募資格があったので後程履歴書を送付して頂きました(その後合否の結果はわかりません)。母にそのことを話したところ、「求職時の39歳と40歳、1歳差は大きいよ。」と言われましたが、「転職活動中の方は年齢に敏感である。」と解釈、納得しました。40代の転職活動中の方へ、転職活動が成功する様に願っています。

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