MENU

「好きを仕事にしたい」を認めたら毎日が充実・27歳男性・Hさんの体験談

当ページのリンクには広告が含まれています。

「好きなことをして稼げるようになりたい」

「趣味を仕事にすると良いって聞いたことがあるけど、実際どうなの?」

「『好き』だけではうまくいかないって本当?」

給料や職場環境などはさておき、働くのが楽しくて仕方がないという人に憧れますよね。

苦手なことや興味のないことを毎日やって消耗するよりも、好きなことを仕事にした方がうまくいくような気がしますよね。

一方で『好き』だけでは仕事はやっていけない、という言葉も聞いたことがあると思います。

この記事では、転職して、好きなことを仕事にしたら人生が楽しくなったという27歳男性・Hさんがの体験談をブログ形式で紹介しています。

この記事を読むことで、好きなことを仕事にすることでどのようなメリット・デメリットがあるかをHさんの個人的な体験を通して知ることができるので、転職への不安も少なくなります。

好きなことを仕事にしたいと考えている方はぜひ参考にしてください。

目次

「好きを仕事にしたい」を認めたら毎日が充実・27歳男性・Hさんの体験談

私は現在、英会話学校でコンサルタントの仕事をしています。

前職は、情報商材を売る会社の営業でした。

人と接することが好きなので仕事自体は、まぁ、嫌いではありませんでしたが、特別好きか、と言われるとそういうわけではありませんでした。

コンサルタントとして転職して、大変なこともありますが充実しています。

転職に対する葛藤や、その葛藤がスッと晴れて転職活動に勢いがついて来た時の話をしたいと思います。

『好き』をあえて仕事にしたくなかった

就職活動では、人と接することができる営業の仕事ができればいいと考え、福利厚生が充実した会社に就職しました。

趣味の延長のような形で就職した知人もいましたが、私にはその考えはありませんでした。

なぜなら、私の兄がまさに「好き」を仕事にしてうまくいかなかったからです。

もちろん、うまくいかないことの中には様々な要因があることは分かります。

それでも、彼が好きだったはずの趣味の話をして嫌がる彼を見たら「自分が好きだったものが嫌いになるのは辛いだろうな」と自然に仕事と趣味は分けて考えるようになっていたのです。

歌が好きな人が念願の歌手になったのに、現実とのギャップで歌が嫌いになった時期があった、と言っている人を見たことがありますが、そんなものなのだな、と思っていましたね。

将来への不安で続けた3年間

私は、正直自社の商品にそこまで興味がなく、ただ与えられた仕事をこなしていました。

もちろん真面目に働いていましたので、それなりに結果も出して達成感もありましたが、特別仕事に対してやりがいや楽しみはありませんでした。

お金を稼ぐ手段として淡々と働くことだけを考えていました。

しかし、その根底には、就職したからには長く続けなければという責任感もありました。

長く続けて何かを習得したいというより、「仕事を辞めたら次がないのでは」という不安と、「転職活動が面倒」という理由が大きかったのは事実ですね。

就職して2年経った頃、大学の友人達と同窓会をしました。

キャリアアップして転職したり、海外赴任を目指して語学を学んだり、家庭を養うために収入アップを目指していたりとそれぞれが目標を持って生きているようにみえました。

私自身、その時はすぐ転職する予定はありませんでしたが、なんとなく彼らと比べて自分がつまらない人生を送っているように感じて、転職サイトを覗いて終わり、という日々が半年ほど続きました。

本格的に転職を考えた

その後、職場で入社当時に希望していた部署への異動の話がきました。

異動は嬉しかったのですが、今の職場でキャリアアップしたとしても早朝に行われる戦略会議に参加することになりますし、仕事量が増えても給料はあまり変わらないという現実が待っていました。

今までの自分なら、仕事だと割り切ってそのまま承諾していたと思います。

しかし、この時はもう自分の将来が読めてしまった気がして、このまま働き続けたいという気持ちがなくなってしまいました。

自分の強みは?

私は昔から、何かと人から頼りにされたり相談を受けたりすることが多かったので、人の話を聞いて、的確なアドバイスをすることには自信がありました。

ルート営業の仕事でも、顧客の問題解決につながる提案をしたり商品を進めたりするのは楽しかったのですが、私の希望としては、より個人の人生に関わる仕事がしたいと思いました。

好きを仕事にしたい気持ちを認めたら起きた変化

個人の人生に直接関わる仕事といったら、真っ先に保険会社の営業が思い浮かびました。

仕事内容自体、やりがいがありそうでしたし、きっと自分にも向いていると思いました。

しかし、ふと『好き』を仕事にすることを視野に入れた時、『英語』に関わる仕事も候補にあがりました。

英会話スクールから留学エージェントのような人の夢を応援する仕事、外資系企業など様々な選択肢がありました。

英会話スクールの求人は、スクールの受付窓口や今までのような企業への営業活動ばかりでなかなかしっくりくる求人に巡り合えませんでした。

求人募集の広告が自分の『好き』に気づかせてくれた

今日も良い求人がなかったと諦めたその時、初めて自分の心を揺さぶる求人に出会いました。

それは、マンツーマンで生徒をサポートできる英会話スクールのコンサルタントでした。

英語を絶対に話せるようになりたいという熱い想いを持った生徒たちに、明確なゴールを与え、適切な勉強法と計画を提案するというものでした。

私は「英語を話せるようになりたい人をサポートしたいんだ」ということに、求人を見て気づかされました。

これまでにあったような将来への不安や、『好き』を仕事にすることへの抵抗がすっかり消え去って、この仕事に挑戦したい気持ちだけが残りました。

面接でもこの仕事にかける情熱が伝わった

面接では、異業種からの転職が多い反面、情熱だけが空回りしてすぐに辞めてしまう人も多いと聞いていました。

そういったギャップを埋めるためにも、HPに載っていないことを知るために直接企業へ行って、ランチタイムの社員の方から話を聞かせてもらいました。

こういった積極的な姿勢は、面接の時も高く評価していただけましたね。

理想だけを追い求めず、現実も知ったうえで入社したので、ギャップもほとんどありません。

今は生徒さんをサポートして、二人三脚で頑張る毎日が楽しいです。

「好きを仕事にしたい」を認めたら毎日が充実・体験談  ・まとめ

以上、Hさんの体験談でした。

身近な人が『好き』を仕事にしてうまくいかなかったという経験から、趣味とプライベートは完全に切り離して考えてきたHさん。

驚いたことに趣味がHさんの背中を押して、現在の居場所へ連れていきました。

今、転職について悩んでいる方へアドバイスをお願いします。

「今やっている仕事にやりがいや楽しみがなくて転職を考えている若者が多いと聞きました。

正直、無理にやりがいや生きがいは求めなくて良いと思います。

お金を稼ぐ手段と考えて、それ以外の場面で生きがいを見つければいいのですから。

ただ、私の場合はそれが本当の自分の考え方だと言い聞かせていただけで、本当は好きなことを仕事にする覚悟がなかったのだと思います。

英語は昔から続けている趣味ですので、仕事にすることでうまくいかなかった時に、英語自体嫌いになるんじゃないかと怖かったんですね。

正直、私が英会話スクールのコンサルタントではなく、英語を使う国際関係の仕事についていたらこれはまた結果が違ったかもしれません。

英語は好きでしたが、『自分の言葉や計画で人の夢を叶えたい、幸せにしたい』ということが一番やりたいことだと気づきました。

皆さんも、趣味や好きなことを仕事にしたいと考えた時に、漠然とその物事だけではなく、具体的にその趣味に『どのように関わることが好きなのか』まで考えられると成功に近づけるかもしれません。」

Hさん、ありがとうございました。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次