「どんな仕事をするかはもちろん大切だけど、1人の女性として、自分の人生も後悔しないように大切にしたい!」
「転職を成功させるためには、どのようなことを気をつけたら良いのか?」「せっかく転職をするのだから、後悔したくない!」
今回は、そんな女性の転職活動について解説していこうと思います。それではいきましょう。
転職先の決め方のポイントを絞る
前述したように、20~30代の女性にはプライベートでいろいろなことがあります。したがって、女性にとって働きやすい職場であることが重要です。
女性にとって働きやすい環境であるか
女性の転職でポイントなのは、女性にとってプライベートとのバランスが取れ、働きやすい環境であるかどうかです。
- 産休、育休などの制度があるか
- 社員が男女関係なく評価されているか
- 急な用事に対応できるなど、働く母親について理解がある職場か
- 時短制度があるか
面接の際に、既にその職場で働いている人がどのような人たちなのかも、しっかりと確認する必要があります。もし転職先の職場が女性ばかりだったとしても、独身の人ばかりだったりすると、育児をしながら働くことに理解がない場合もあります。
逆に職場の人全員が子どもを持つ女性で、自分だけが独身だったりするとフォローする側ばかりになって居心地があまり良くなくなるかもしれません。
同業種への転職か、完全に未経験な業種への転職か
女性の転職は、何かと不安になりがちです。20代の女性は未経験の業種への転職にもチャレンジしやすいかと思いますが、30代以降になるとスキルや経験が重視されることも多くなってくるのではないでしょうか。
まだ本格的に転職活動をしていない方も、もし転職するとしたら現職度同業種の企業へ転職するのか、それとも全く未経験の分野へ転職するのかだけでもしっかりと決めておきましょう。
転職先への具体的なイメージがあると、転職活動もスムーズに進むでしょう。
雇用形態をはっきりさせておく
正社員で転職したいのか、非正規雇用で転職するかもはっきりさせておきましょう。会社によっては求人票に試用期間は非正規雇用で、試用期間が終わると正社員になれると書いてあるところもあります。
また、紹介予定派遣など正社員になることが前提の派遣もあります。
「転職してすぐ妊活したい」「出産の予定があるが、出産前には仕事をキッパリ辞めたい」などという場合は、正社員は避けた方がベストでしょう。
どのようなスキル・経験をつけたいのかを決める
転職をする上で、どのようなスキルがつくのか・つけたいのかを明確にすることはとても大事です。
例えば妊娠・出産・育児を経て社会に復帰する場合、資格や経験、スキルなど手に職があるとブランクがあっても再就職しやすいですよね。
手に職があると、余裕を持って転職活動をすることができます。
給与をしっかり確認しておく
求人票に記載されている給与をきちんとメモしておき、面接などで給与についてそれとなく確認しておきましょう。
この時、給与のことだけをガツガツと聞くと印象が悪いので、何か質問がありますか?」と聞かれた時に少し聞いてみるくらいで良いでしょう。
昇給・賞与はあるのか、手取りだとおよそどのくらいの額になるのかなど聞けると良いでしょう。
どのくらい体力を消耗するのか
職場によっては求人票に書いてある仕事の内容からは、想像もつかないくらいハードな場合があります。
例えば、一口に受付事務と言っても基本は座った状態でいてお客様が来た時だけ立って接するのか、ずっと立ちっぱなしなのかでも体力の消耗具合は変わっていきます。
育児をしながら働く女性は、家に帰ってもいろいろとやることがあると思いますので、あまりにもハードな職場だとずっと続けていくことが難しくなるでしょう。
面接の際に、働く現場を実際に見学させてくれる場合もあります。もし事務所の中だけで面接が終わってしまいそうな場合、「実際に働く場所を見学してみたいのですが」と言ってみると良いでしょう。
特別な事情がない限り、見せてくれることが多いです。応募者にギャップを抱かせないためにも、見学することは双方にとってメリットがあるからです。事情もなしに頑なに見学することを拒否する場合は、あまり良くない職場かもしません。
転職する理由を明確にしておく
せっかく転職しても、転職先で同じ悩みを抱えてしまうと意味がありません。「なぜ転職したいのか?」をしっかりと明確にしておく必要があります。
その職種が嫌だから転職したいのか、仕事の内容は好きだけどその職場の人たちが苦手だから転職したいのかなど、どこに着目して職場を選んだら良いのかが全く変わってきます。
女性の転職に特化した転職エージェント、求人サイト
転職活動のやり方として、家族や知人の紹介でない限りは、転職エージェントに登録する方法と、自分で求人サイトやフリーペーパーなどで応募するやり方があります。
エージェントを利用するメリット
「転職したいけど、1人で転職するのは不安だな」と感じる方は、転職エージェントを利用すると良いでしょう。
女性の転職に特化した転職エージェントとして、
- doda
- パソナキャリア
- マイナビエージェント
- type女性の転職エージェント
- リクルートエージェント
などがあります。エージェントに登録しておけば、企業からスカウトが来ることや、クローズドな求人に応募することができます。
求人サイトを利用するメリット
求人サイトを利用するメリットとして、第三者に干渉されることなく自分のペースで転職活動をすることができます。
多少転職活動が長引いても担当者に急かされたり、応募したくない企業を勧められることもありません。
また、第三者から見て無謀と思われる応募先にも、ダメもとでも挑戦してみることもできます。
女性の転職者におすすめな主な求人サイトとして、
- ハローワークインターネットサービス
- エン転職Women
- 求人ボックス
- 介護ワーカー
- ビスリーチ
- ハタラクティブ
などがあります。
まとめ
今回は、女性の転職の際に気をつけたいポイントについて解説していきました。転職活動は何かと不安になりがちです。情報の収集にいっぱいいっぱいになってしまい、応募書類や面接練習が疎かになってしまうかもしれません。
仕事は、人生の大部分の時間を占めます。自分の道を自分で切り開いていくことで、自分の人生の主導権を握ることができます。どんな方法を取るにせよ、あなたの転職はあなただけのものです。活用できるものは上手に活用して、転職を成功させてください。