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「20代の転職活動」というとどんなイメージがありますか?

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■この記事を書いた人 40代前半、女性

目次

はじめに

私は四年制大学卒業後、新卒入社した生命保険会社の営業職を約4ヶ月で退職、当時23歳でしたが転職活動を行いました。私は新卒入社した会社を「結婚迄は続ける」つもりで採用試験を受けましたが、「現実は厳しい」と思いました。

しかし、「20代前半で離職=社会人経験が少ない=マイナス(-)」ではなくて、「20代前半で離職=社会人経験が少ない=プラス(+)」という考え方になりました。それは、ハローワークの職員に相談した時です。「20代前半はまだまだ若い、転職出来るチャンスは充分あります。」と言われました。

私は20代前半で最初の離職転職を行い、その後も数回離職転職を経験しています。そこで、「20代の転職活動のメリットデメリット」を紹介します。私の20代の転職活動体験談の事例も挙げていきます。

【雇用形態について】

「正社員」「パートタイマー」「アルバイト」など雇用形態には種類がありますが、その内容を知っていますか?お仕事探しする時、採用後の雇用形態トラブルを防ぐ為にも知っておきましょう。まず始めに「雇用形態について」説明します。

【正社員と非正規社員の違いについて】

では、「正社員(正規社員)」「非正規社員」について説明します。「正社員(正規社員)」とは、

  • 労働契約に期間の定めがない
  • 就業規則に明記されている所定労働時間がフルタイムである
  • 直接雇用である

この3つを満たしていることです。それ以外は「非正規社員」と呼ばれています。

【直接雇用と間接雇用について】

では、「直接雇用」「間接雇用」について説明します。「直接雇用」とは、「直接雇用」は、勤務している企業と直接雇用契約を結び、仕事をして、その対価として給与をもらう働き方」です。「間接雇用」とは、「勤務している企業と給与をもらう企業が異なる場合」です。派遣社員はこちらに該当します。「20代の働き方について雇用形態で迷っているのであれば正社員をオススメします。」と私は言いたいです。その理由は、「雇用形態が安定している」以外にもあります。

【雇用形態の種類について】

では、「雇用形態の種類について」説明します。

正社員

「正社員」とは「労働期間に定めのない、フルタイム」のことです。

一般的な区分は「正規雇用」「直接雇用」になります。

契約社員/委託社員

「契約社員/委託社員」とは「期間が定められている雇用契約」のことです。

一般的な区分は「非正規雇用※」「直接雇用」になります。

パートタイマー

「パートタイマー」とは「勤務時間が正社員より短時間勤務」のことです。

主な対象は「主婦層」、一般的な区分は「非正規雇用※」「直接雇用」になります。

アルバイト

「アルバイト」とは「曜日時間共にテンポラリーに勤務」のことです。

主な対象は「学生」、一般的な区分は「非正規雇用※」「直接雇用」になります。

派遣社員

「派遣社員」とは「派遣会社から派遣され、派遣先で就労」のことです。

一般的な区分は「非正規社員※」「間接雇用」になります。

※非正規社員について、「平成25年改正の労働契約法で、有期の雇用契約が反復更新されて5年を超えた場合に、本人の希望により無期雇用に転換できるルールが加わりました」と変更されました。

【雇用形態による待遇の違い】

では、「雇用形態による待遇の違い」について紹介します。

正社員

給与体系は「月額・年俸制」、社会保険(労働災害保険・雇用保険・健康保険・厚生年金)は「雇用先で加入」です。

契約社員/委託社員

給与体系は「月給・日給制」、社会保険(労働災害保険・雇用保険・健康保険・厚生年金)は「雇用先で加入」です。

パートタイマー

給与体系は「時給制」、社会保険(労働災害保険・雇用保険※1・健康保険※2)は「雇用先で加入」、厚生年金は「未加入」です。

アルバイト

給与体系は「時給制」、社会保険(労働災害保険・雇用保険※1・健康保険※2)は「雇用先で加入」、厚生年金は「未加入」です。

派遣社員

給与体系は「時給制※3」、社会保険(労働災害保険・雇用保険・健康保険・厚生年金)は「派遣会社で加入」です。

※1、2 パート、アルバイトの社会保険は適用範囲があります。

※3 派遣社員の時給は交通費込みが一般的です。

【就業規則と労働契約の確認について】

就業する時には「就業規則」「労働契約」がありますがとても重要です。これを熟読及び理解すること、就業時や退職時のトラブルを双方が防ぐことが出来ます。一般的には、「正社員は就業規則」で、「非正規社員はパートタイマー用就業規則や個別の労働契約書に労働条件」があります。

私は正社員で就業した会社は当時「就業規則」「労働契約」を冊子で頂き、会社側(総務部、人事部)に確認する時、また、退職時のトラブルを防ぐ為にとても役立ちました。

【20代の転職活動のメリット】

では、「20代の転職活動のメリット」を紹介します。

求人数が多い

「求人数が多い」20代は応募出来る求人票が多いです。

20代は年代的に若いので、会社側として「将来性を見たい」と可能性を見てくれます。

行動力がある

「行動力がある」20代は好奇心旺盛、興味を持った時は行動したくなります。

転職活動中でも職種業種勤務地問わずに興味を持ったら先ずは応募してみましょう。

トライアル求人がある

「トライアル求人がある」年代職種業種問わずにありますが、20代は多いです。

将来性の意味も兼ねて、「トライアル求人は20代迄が対象」という意味でしょう。

「未経験可」の求人票に応募しやすい

20代は将来性と年齢制限の意味で「未経験可」の求人票に応募しやすいです。

逆に、30代以降は社会人経験歴が長いので「経験者可」の求人票が多くなります。

考え方が柔軟である

20代は社会人経験歴が少ないのもありますが、若さもあって「考え方が柔軟」です。

30代以降社会人経験を長く積んでいるのもありますが、考え方が固執してしまいます。

【20代の転職活動のデメリット】

では、「20代の転職活動のデメリット」を紹介します。

経済的余裕が無い

20代は社会人になって間もないので貯金が少ないので、「経済的余裕が無い」です。

受験先迄の交通費、スーツ代、履歴所用の証明写真代など、出費が多くてキツイです。

社会人経験不足である

20代は30代40代よりも「社会人経験不足である」こと、面接で説得力に×ことがあります。

考え方に余裕が無い

「考え方に余裕が無い」20代は社会人歴が浅いこと、周りの声に傾ける余裕が無いので転職活動が上手く進まないと、周りの声を聞く余裕が無くなってしまいます。

学生気分が抜けない

20代で離職するのは「学生気分が抜けない」状態で仕事していたことも原因でしょう。

この気持ちで転職活動しても上手くいきません、気持ちを改めましょう。

年齢・経験不足で応募出来ない求人がある

20代は「年齢・経験不足で応募出来ない求人票がある」ことです。

これは仕方が無いこと、20代でも応募出来る求人票を探して応募していきましょう。

まとめ

「20代の転職活動のメリットデメリット」についていかがでしたか?

20代で転職活動する時にわからないこと、疑問点が多く出て来るでしょう。

雇用形態や就業規則について多く記載させて頂きましたが、この内容については20代以外にも、年代年齢を問わずに役立つでしょう。

私が正社員にて転職及び就職した会社では、会社側より「就業規則」「労働契約」が新入社員一人ひとりに冊子にて手渡しされましたので最初から最後まで熟読しました。

冊子や紙媒体で頂けない場合、会社のホームページに記載してあることもあります。

私は20代前半にて総務部配属にて入社業務に携わった機会がありますが、その経験があるから「就業規則」「労働契約」の大切さを実感しました。

何かあった時に役に立つので手元に置いておきましょう。

20代で転職活動するということは30代40代よりも知識や経験が少ないです。

しかし、「失敗を恐れずに行動すれば道は開ける」20代は知識や経験が少ない分それらを吸収するチャンス、20代で転職活動する方が成功すうることを願っています。

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